平成14年度  第9回 評議会議事要録


日  時 平成15年1月10日(金)午後4時〜5時2分

場  所  事務局1号館2階会議室

出 席 者  学長,細谷,中澤,柿沼,水谷,梶内,岡崎,大倉,橋本,田中(信),大町,
     加藤,内川,小川,小島,宇治橋,田中(善),牟田,矢野,石田,上羽,
     鯉沼,藤井の各評議員
     附属図書館長,副学長(教育担当),副学長(研究担当),事務局長,
     関係部課長・事務長

配付資料
1-1.東京工業大学学則一部改正案新旧対照表
1-2.東京工業大学学則一部改正案新旧対照表
 2.平成15年度東京工業大学複合領域コース編入学生出願要項(案)
 3.東京工業大学学部学習規程一部改正案新旧対照表
 4.遠隔教育による単位互換に関する協定書(案)
5-1.東京工業大学教育環境創造研究センター規則(案)
5-2.東京工業大学文教施設研究開発センター規則等を廃止する規則(案)
 6.東京工業大学バイオ研究基盤支援総合センター規則(案)
 7.東京工業大学と東京大学との間における学生交流に関する覚書(案)
 8.東京工業大学受託研究取扱規則一部改正案新旧対照表
 9.東京工業大学と民間等との共同研究取扱規則一部改正案新旧対照表
10.東京工業大学附置研究所における学内措置による学外研究機関との客員方式
   に基づく研究の実施に関する要項第2条に基づく承認要請書
11.平成15年度予算案内示事項
12.東工大教育賞について

参考資料
 1.東京工業大学受託研究事務取扱要領一部改正案新旧対照表等
 2.教官(専任講師以上)人事について(報告)
 
議事要録の確認

〇 平成14年度第8回評議会議事要録(案) 承認
    関連して,主計課長から,審議事項(1)「東京工業大学毒物及び劇物管理規則につ
 いて」の審議の中で質問のあったことについて,所管官庁の東京都への確認,他大学の
 状況等を調査し,例えば@「学生は毒劇物取扱者となるのか」については,指導教官等
 が毒劇物を取り扱う学生の名簿を作成し,毒劇物管理者の許可を得て,取り扱わせるこ
 ととしたこと,A「使用が容器単位未満の場合の登録はどうなるのか」については,グ
 ラム,ミリリットル単位で登録するものとし,使用量の多い劇物については容器単位で
  も登録できることとしたことなど,平成14年12月26日付けの運用通知で明確にし
  た旨説明があった。    

議事要旨

 1.審議事項
 (1)東京工業大学学則の一部改正(案)について 
       副学長(教育担当)から,資料1−1及び1−2に基づき,四大学連合憲章に基
   づく複合領域コースの履修者に係る編入学を実施するため及び外国人留学生につい
   て他大学等で修得した「日本語の科目」を本学の「外国人留学生に関する科目」に
   認定することを可能とするための学則の一部改正案について説明があり,審議の結
   果,原案のとおりこれを各部局教授会に付議することとした。

 (2)平成15年度東京工業大学複合領域コース編入学生出願要項(案)について
       副学長(教育担当)から,資料2に基づき,四大学連合憲章に基づき設定された
   複合領域コースを履修する学生の編入学出願要項案について説明があった。次いで,
   本件は学則の改正前であるが,本年4月の編入学を可能にするため早急に募集を行
   いたい旨併せて説明があり,審議の結果,学則が改正されることを前提として,原
   案のとおりこれを承認した。
    なお,各部局教授会には報告扱いとした。
        関連して@休学とする趣旨A元の大学に復学する必要B授業料の取扱いC出願資
   格中「2年次修了の要件を満たす者」とあるが,その規定がない本学学生の取扱い
   等の質問があり,副学長(教育担当)から,@趣旨は複数学士号取得を支援するた
   めであるA原則として元の大学に復学することが前提であるB編入学先で徴収する
   こととなり,休学している大学では徴収しないC出願資格は編入学先の大学で判断
   することになる等の回答があった。

 (3)東京工業大学学部学習規程の一部改正(案)について
       副学長(教育担当)から,資料3に基づき,外国人留学生について,他大学等で
   習得した「日本語の科目」を本学の「外国人留学生の科目」に認定することが可能
   とするための規程の一部改正案について説明があり,審議の結果,学則が改正され
   ることを前提として,原案のとおりこれを承認した。
    なお,各部局教授会には報告扱いとした。

 (4)遠隔教育による単位互換に関する協定への参加について
       副学長(教育担当)から,資料4に基づき,工学系単科11大学の間における遠
   隔教育による単位互換に関する協定への参加について説明があり,審議の結果,協
   定に参加することを各部局教授会に付議することとした。

 (5)東京工業大学教育環境創造研究センター規則(案)等について 
       総務部長から,資料5−1及び5−2に基づき,平成15年度予算で教育環境創
   造研究センターが設置されることに伴う規則の制定案及び文教施設研究開発センタ
   ーの時限到来に伴い関連規則等を廃止する規則案について説明があり,審議の結果,
   原案のとおりこれを各部局教授会に付議することとした。                      

 (6)東京工業大学バイオ研究基盤支援総合センター規則(案)について
       総務部長から,資料6に基づき,平成15年度予算でバイオ研究基盤支援総合セ
   ンターが設置されることに伴う規則の制定案について説明があり,審議の結果,原
   案のとおりこれを各部局教授会に付議することとした。
 (7)東京工業大学と東京大学との間における学生交流に関する覚書(案)について
        副学長(教育担当)から,資料7に基づき,東京大学大学院情報理工学系研究科
   との学生交流についての覚書案について説明があり,審議の結果,原案のとおりこ
   れを承認した。
    なお,各部局教授会には報告扱いとした。

 (8)東京工業大学受託研究取扱規則の一部改正(案)について
       研究協力部長から,資料8及び参考資料1に基づき,「受託研究の取扱いについ
   て(通知)」(平成14年3月29日13文科振第1179号)により,民間機関
   等の多様なニーズに対応し,より一層産学連携の推進を図るため取扱いが変更され
   たこと等に伴う規則の一部改正案について説明があり,審議の結果,原案のとおり
   これを承認した。 
    なお,各部局教授会には報告扱いとした。

  (9)東京工業大学と民間等との共同研究取扱規則の一部改正(案)について
       研究協力部長から,資料9に基づき,「民間等との共同研究の取扱いについて
   (通知)」(平成14年3月29日13文科振第1178号)により,民間機関等
   の多様なニーズに対応し,より一層産学連携の推進を図るため取扱いが変更された
   こと等に伴う規則の一部改正案について説明があり,審議の結果,原案のとおりこ
   れを承認した。
    なお,各部局教授会には報告扱いとした。

 (10)資源化学研究所における学外研究機関との客員方式に基づく研究の実施について
       資源化学研究所長から,資料10に基づき,客員方式により,資源化学連携研究
   推進部門を設置することについて説明があり,審議の結果,原案のとおりこれを承
   認した。
    なお,各部局教授会には報告扱いとした。

2.報告事項
 (1)平成15年度予算案の内示について 
        経理部長から,資料11に基づき,説明報告があった。
       併せて,平成14年度補正予算における水力実験室水銀汚染の除去経費について
   説明報告があった。
       関連して,学長から,キャンパス拡張のための用地購入及び大田区による大岡山
   駅前整備計画に伴う本学敷地の一部割愛による処分について説明があり,今後,文
   部科学省等関係方面と協議を進めていきたい旨説明報告があった。

  (2)東工大教育賞について
        学長から,資料12に基づき,「東工大教育賞」を設けることについて説明報告
   があった。

 (3)各部局における教官人事(専任講師以上)の報告
    学長から,参考資料2に基づき,各部局における教官人事(専任講師以上)につ
   いて報告があった旨の説明があった。

                                                                  以  上