平成15年度  第1回 評議会議事要録


日  時 平成15年4月4日(金)午後4時〜5時15分

場  所  事務局1号館2階会議室

出 席 者  学長,中澤,細谷,柿沼,三木,岡崎,藤井,大倉,橋本,海野,大町,
     山崎,内川,瀧口,藤原,宇治橋,圓川,牟田,今田,石田,上羽,鯉沼,
     藤井の各評議員
     附属図書館長,副学長(教育担当),副学長(研究担当),事務局長,
     関係部課長・事務長

配付資料
1-1.東京工業大学学則一部改正案新旧対照表
1-2.東京工業大学工学部附属工業高等学校学則一部改正案新旧対照表
2-1.東京工業大学キャンパス・イノベーションセンター規則(案)
3-1.東京工業大学受託研究員に関する規程一部改正案新旧対照表
3-2.東京工業大学私学研修員,専修学校研修員,公立高等専門学校研修員,公立   
   大学研修員及び教員研修センター研修員規程一部改正案新旧対照表
4-1.国際交流協定の締結について(モンゴル国立科学技術大学)
4-2.国際交流協定の締結について(ウィスコンシン大学ミルウオーキー校)
 5.21世紀の個性輝く東京工業大学検討委員会法人化準備部会中間報告書
6-1.全学テーマ別評価事前調査回答「国際的な連携及び交流活動」(平成14年   
   度着手分)
6-2.「教養教育」評価報告書(平成12年度着手継続分全学テーマ別評価)
6-3.「研究活動面における社会との連携及び協力」評価報告書(平成13年度着   
   手全学テーマ別評価)
6-4.「工学系」研究評価報告書(平成13年度着手分野別研究評価)(精密工学   
   研究所)
 7.キャンパス・イノベーションセンター(サテライトキャンパス)の公募につ   
   いて(通知)
 8.創造プロジェクト研究体一覧
 9.寄附講座・寄附研究部門の設置状況
10.東京工業大学の教育研究に対する連携・協力に関する協定書

参考資料
 1.平成15年4月1日付け発令部局長等一覧
  2.平成15年4月1日付け人事異動
  3.大学評価・学位授与機構による評価結果の新聞掲載記事
  4.教官(専任講師以上)人事について(報告)
 5.平成15年度部局長会議・評議会開催予定日

○ 議事に先立ち,学長から,新部局長等についての紹介があった後,事務局長から,事
 務系幹部職員の異動について紹介があった。

議事要録の確認

〇 平成14年度第11回評議会議事要録(案) 承認

○ 学長から,議事要録の確認方法について,次回から,構成員に議事要録案を電子メー
 ルで事前に送付し検討願うこととし,当日の朗読は廃止したい旨発言があり,これを了
 承した。

議事要旨
1.審議事項

 (1)東京工業大学学則の一部改正(案)等について
        総務部長から,資料1−1及び1−2に基づき,学校図書館法の改正により,平
   成15年4月1日から,高等学校に司書教諭を置くことが義務付けられたことに伴
   う学則の一部改正案等について説明があり,審議の結果,原案のとおりこれを承認
   した。
    なお,各部局教授会には報告扱いとした。

 (2)東京工業大学キャンパス・イノベーションセンター規則(案)について
     総務部長から,資料2に基づき,東京工業大学キャンパス・イノベーションセン
   ターの設置に伴う規則の制定について説明があり,審議の結果,原案のとおりこれ
   を承認した。
        次いで,学長から,キャンパス・イノベーションセンターの7階から9階までの
   本学専有部分の運営方法等について,早急に決定する必要があるので,運営委員会
   を開催し検討したい旨付言があった。
    なお,各部局教授会には報告扱いとした。

 (3)東京工業大学受託研究員に関する規程の一部改正(案)等について
    研究協力部長から,資料3−1及び3−2に基づき,「受託研究員,私学研修員,
   専修学校研修員,公立高等専門学校研修員,公立大学研修員及び教員研修センター
   研修員の研究料について(平成15年3月18日付け14文科振第902号通  
   知)」による研究料の改正に伴う規程の一部改正案について説明があり,審議の結
   果,原案のとおりこれを承認した。
    なお,各部局教授会には報告扱いとした。

 (4)国際交流協定の締結について
    研究協力部長から,資料4−1及び4−2に基づき,モンゴル国立科学技術大学
   (モンゴル)及びウィスコンシン大学ミルウオーキー校(アメリカ合衆国)との国
   際交流協定の締結について説明があり,審議の結果,原案のとおりこれを承認した。
    なお,各部局教授会には報告扱いとした。 

2.報告事項
 (1)21世紀の個性輝く東京工業大学検討委員会法人化準備部会中間報告書について
        下河邉法人化準備部会主査から,資料5に基づき,法人化準備部会中間報告書に
   ついて報告があり,内容について質疑応答があった。
       次いで,学長から,本中間報告書は,法案審議状況により修正することがあり得
   るが,組織運営に関する一応の結論として取り扱うこと,法人化準備部会において,
   今後,主として人事・給与制度,財務会計制度等を検討するための新たなワーキン
   ググループを設置すること,ワーキンググループ主査に下河O副学長(研究担当)
   を充てること,また,中間報告書中の施策で法人化以前に実行しうるものは実行に
   移したい旨説明があった。

 (2)大学評価・学位授与機構による評価について
      小川評価室長から,資料6−1に基づき,大学評価・学位授与機構による,平成
   14年度着手全学テーマ別評価「国際的な連携及び交流活動」の「目的及び目標に
   関する事前調査回答」について説明があった。また,三木国際連携活動評価小委員
   会主査から,今後の評価に当たり,大学評価・学位授与機構の意見をききながら必
   要に応じ,目的及び目標を修正する旨補足説明があった。
    次いで,資料6−2から6−4及び参考資料3に基づき,平成12年度着手継続
   分全学テーマ別評価「教養教育」,平成13年度着手分全学テーマ別評価「研究活
   動面における社会との連携及び協力」及び平成13年度着手分野別研究評価「工学
   系」(精密工学研究所)の評価結果について報告があった。

 (3)キャンパス・イノベーションセンター(サテライトキャンパス)の公募について
    学長から,資料7に基づき,文部科学省からキャンパス・イノベーションセンタ
   ー(サテライトキャンパス)の公募について通知があったが,本学としては応募し
   ないこととした旨説明報告があった。

 (4)学則・各規則等の英文翻訳について
        下河邉国際室長から,回覧資料に基づき,学則等を英文翻訳した旨の報告があり,
   学則については,日本文の翻訳であり,英文学則ではない旨,また,学位申請等和
   文提出が条件となっている規則等については,今後見直しを行うこと,その間英文
   で作成された書類も運用上認めることとしたい旨,併せて説明があった。

 (5)創造プロジェクト研究体の終了及び研究期間の延長について
       研究協力部長から,資料8に基づき,「近未来健康社会システム研究体」につい
   ては,平成15年3月で終了した旨,また,「21世紀に向けての超大規模集積回
   路自動設計研究体」の研究期間については,平成16年3月まで延長する旨報告が
   あった。
        また,学長から,寄附者に対する謝辞があった。

 (6)寄附研究部門の終了について
       精密工学研究所長から,資料9に基づき,精密工学研究所に設置されていた「特
   許情報処理(JAPIO)寄附研究部門」が設置期間満了により終了した旨報告が
   あった。
       また,平成15年3月14日(金)に精密工学研究所シンポジュウムを開催し,
   同寄附研究部門の成果報告を行い,(財)日本特許情報機構に対して感謝状を贈呈
   した旨,併せて報告があった。
        なお,学長から,寄附者に対する謝辞があった。

 (7)東京工業大学の教育研究に対する連携・協力に関する協定書について
        大学院理工学研究科長から,資料10に基づき,大学院理工学研究科及び大学院
   総合理工学研究科の教育研究に対する連携・協力に関する協定を株式会社富士通研
   究所と締結した旨報告があった。

 (8)各部局における教官人事(専任講師以上)の報告
    学長から,参考資料4に基づき,各部局における教官人事(専任講師以上)につ
   いて報告があった旨の説明があった。また,これに関連して,専攻長規則を制定し
   たことにより,今後は専攻長が人事を含め適切かつ円滑な専攻運営を図って欲しい
   旨の要請があった。                                          

 (9)その他
    @ 学長から,大岡山地区におけるすずかけ台地区教官の控室を附属図書館4階
     に設置した旨報告があった。
            次いで,大倉評議員から,控室設置に対しての謝辞があった。
        A 学長から,部局長及び評議員に交代があったので,参考までに参考資料5を
     配布した旨説明があった。

                                以  上