(目的)

第1条　東京工業大学附属科学技術高等学校(以下「本校」という。)は，学校教育法(昭和22年法律第26号。以下「法」という。)の規定に基づき，中学校における教育の基礎の上に，心身の発達及び進路に応じて，高度な普通教育及び科学技術に関する専門教育を行うとともに，東京工業大学(以下「大学」という。)における教育研究に協力し，大学の教育実習の実施に当たることを目的とする。

(課程及び学科並びに分野)

第2条　本校に，全日制の課程を置き，国立大学法人東京工業大学組織運営規則(平成27年規則第81号。以下「組織運営規則」という。)第27条第2項の規定に基づき定める学科及びその生徒定員並びに位置は，次表のとおりとする。

(職員組織)

第3条　本校に，次に掲げる職員を置く。

(主任等の名称及び職務)

第4条　本校に，組織運営規則第27条第6項の規定に基づき主任等を置き，主任等は，東京工業大学附属科学技術高等学校長(以下「校長」という。)の監督を受け，その職務に当たるものとする。

(運営委員会)

第5条　本校に，本校の教育理念及び高大連携教育等の将来構想に関する重要事項及び教員選考等を審議するため運営委員会を置く。

(職員会議)

第6条　本校に，校長の職務の円滑な執行に資するため，職員会議を置く。

(学校評議員)

第7条　本校に，学校評議員を置く。

(自己評価)

第7条の2　校長は，本校の教育活動その他の学校運営の状況について自ら評価を行い，その結果を公表するものとする。

(学校関係者評価)

第7条の3　校長は，前条第1項の規定による評価の結果を踏まえた本校の生徒の保護者その他の本校の関係者(本校の職員を除く。)による評価を行い，その結果を公表するものとする。

(学年)

第8条　学年は，4月1日に始まり，翌年3月31日に終わる。

(学期)

第9条　学年を次の3学期に分ける。

(休業日)

第10条　生徒の休業日は，次のとおりとする。

(修業年限)

第11条　本校の修業年限は，3年とする。

(在学年限)

第12条　生徒は，6年を超えて在学することができない。

(入学の時期)

第13条　入学の時期は，学年の始めとする。ただし，第20条の規定により入学を許可された者については，この限りでない。

(入学資格)

第14条　本校に入学することのできる者は，次の各号の一に該当する者とする。

(入学の出願)

第15条　本校への入学を志願する者は，入学願書に別に定める検定料及び書類を添えて願い出なければならない。

(入学者の選考)

第16条　前条の入学志願者については，別に定めるところにより選考を行う。

(入学手続及び入学許可)

第17条　前条の選考の結果に基づき合格の通知を受けた者は，所定の期日までに，所定の書類を提出するとともに，別に定める入学料を納付しなければならない。

(誓約書)

第18条　入学を許可された者は，所定の誓約書を提出し，これに記載された事項を守らなければならない。

(保証人)

第19条　前条の誓約書には，保証人2名の連署を必要とする。

(編入学，転入学及び再入学)

第20条　校長は，本校への編入学，転入学及び再入学を志願する者があるときは，教育上支障のない場合に限り，選考の上，相当学年に入学を許可することができる。

(教育課程及び授業時数)

第21条　教育課程及び授業時数は，法その他の法令及びこれらに基づく高等学校学習指導要領に基づき，別に定める。

(学習の評価)

第22条　学習の評価に関する基準及びその方法は，別に定める。

(課程修了の認定)

第23条　各学年の課程の修了は，当該学年の所定の単位の修得により校長が認定する。

(留学)

第24条　校長は，教育上有益と認めるときは，生徒が外国の高等学校に留学することを許可することができる。

(卒業)

第25条　本校所定の全課程を修了した者については，校長が卒業を認定する。

(休学)

第26条　病気その他特別の理由により引き続き2月以上修学することができない者は，校長の許可を得て休学することができる。

(休学の期間)

第27条　休学期間は1年以内とする。ただし，特別の理由がある場合は，1年を限度として休学期間の延長を認めることができる。

(復学)

第28条　休学期間中にその理由が消滅した場合は，校長の許可を得て，復学することができる。

(転学)

第29条　他の学校への転学を志願しようとする者は，校長の許可を受けなければならない。

(退学)

第30条　病気その他特別の理由により退学しようとする者は，校長の許可を受けなければならない。

(除籍)

第31条　次の各号の一に該当する者は校長が除籍する。

(表彰)

第32条　表彰に価する行為があった生徒は，校長が表彰することができる。

(懲戒)

第33条　本校の規則に違反し，又は生徒としての本分に反する行為をした者で，教育上必要と認めた場合には，校長が懲戒する。

(検定料・入学料及び授業料)

第34条　検定料・入学料及び授業料の額及び徴収方法は，別に定めるところによる。

(授業料の納付)

第35条　授業料は，次表に掲げる納付区分ごとに年額の4分の1ずつを，次表に定める納期までに納付しなければならない。

(退学者等の授業料)

第36条　前条第1項に定める授業料納付区分の中途で退学し，転学し，除籍され，又は退学を命ぜられた者については，授業料の年額の12分の1に相当する額に退学，転学又は除籍当月の翌月から納付区分までの月数を乗じて得た額の授業料を免除する。

(休学者の授業料)

第37条　休学を許可され，又は命ぜられた者については，授業料の年額の12分の1に相当する額に休学した月の翌月(休学の日が月の初日である場合にあっては，休学の当月)から復学した月の前月までの月数を乗じて得た額の授業料を免除する。

(復学者等の授業料)

第38条　授業料納付区分の中途で，復学，編入学，転入学又は再入学したときは，授業料の年額の12分の1に相当する額に復学等の日の属する月から納付区分までの月数を乗じて得た額の授業料を徴収する。

(入学料及び授業料の免除及び徴収の猶予)

第39条　経済的理由によって納付が困難であり，かつ，学業優秀と認める場合又はその他特別の事情があると認める場合は，入学料又は授業料の全部若しくは一部を免除し，又は徴収を猶予することがある。

(既納の検定料等)

第40条　一度納付した検定料及び入学料は返還しない。