○東京工業大学B2Dスキーム実施要項

令和2年2月7日

(趣旨)

第1条 この要項は,東京工業大学(以下「本学」という。)において実施するB2Dスキーム(以下「B2D」という。)に関し必要な事項を定めるものとする。

(目的)

第2条 B2Dは,学士課程2年次から博士後期課程までを通じて,教育理念である「Student―centered learning」に基づいた学生の主体的な学びを重視した教育を一貫的に行うことで,既存の枠を超えたオンリーワンの博士人材を育成することを目的とする。

(B2D特別選抜)

第3条 B2Dを履修することができる者は,本学の学士課程2年次において,教育本部(以下「本部」という。)が実施する審査(以下「B2D特別選抜」という。)に合格した者とする。

2 B2D特別選抜の詳細については,本部において別に定める。

(B2D特別学修課程)

第4条 B2D特別選抜に合格し,B2Dを履修する学生(以下「B2D学生」という。)は,学士課程において,B2D特別学修課程(東京工業大学学修規程(平成16年規程第10号)第18条ただし書きによる標準学修課程以外の学修計画に基づく課程をいう。以下同じ。)により,学修するものとする。

2 B2D特別学修課程は,研究大学としての特徴を活用した授業科目(以下「B2D共通科目」という。)を含むものとする。

3 B2D共通科目については,本部において別に定める。

(進学時の条件)

第5条 B2D学生が大学院課程へ進学する場合に,進学後も引き続きB2Dを履修するためには,次の要件を満たさなければならない。

 B2D特別学修課程に基づき学士課程の卒業に必要な124単位以上を修得していること。

 本部において別に定めるB2Dフォーラムへ参加していること。

(修了の決定)

第6条 B2Dを修了するためには,次の要件を満たさなければならない。

 東京工業大学大学院学則(平成23年学則第4号)第35条に規定する要件を満たすこと。

 本部において別に定める留学及びB2Dフォーラムへ参加していること。

 教育本部会議において,B2D修了者として認定されたこと。

2 教育本部長は,前項の要件を満たしたB2D学生の修了について,学長に報告する。

3 学長は,前項の報告を受け,当該報告に係る学生について,B2Dの修了を決定する。

(B2Dスキーム修了証書)

第7条 学長は,B2Dの修了を認められた者に,B2Dスキーム修了証書を授与する。

2 B2Dスキーム修了証書の様式は,本部において別に定める。

(留学等の経費支援)

第8条 学士課程及び修士課程のB2D学生に対し,留学等を支援するための経費を支給することができる。

2 留学等の経費支援に関し必要な事項は,別に定める。

(庶務)

第9条 B2Dに関する庶務は,学務部教務課において処理する。

(雑則)

第10条 この要項に定めるもののほか,B2Dの実施に関し必要な事項は,別に定める。

この要項は,令和2年2月7日から施行する。

(令4.3.18)

この要項は,令和4年4月1日から施行する。

(令5.3.3)

この要項は,令和5年3月3日から施行する。

東京工業大学B2Dスキーム実施要項

令和2年2月7日 種別なし

(令和5年3月3日施行)

体系情報
[全学規則]/第5編 学務・厚生補導
沿革情報
令和2年2月7日 種別なし
令和4年3月18日 種別なし
令和5年3月3日 種別なし