○国立大学法人東京科学大学戦略本部規程
令和6年10月1日
規程第14号
(趣旨)
第1条 この規程は、国立大学法人東京科学大学組織運営規則(令和6年規則第1号)第17条第2項の規定に基づき、国立大学法人東京科学大学戦略本部(以下「本部」という。)の組織及び運営等に関し必要な事項を定めるものとする。
(目的)
第2条 本部は、国内外の情勢を分析し、エビデンスに基づいて国立大学法人東京科学大学及び東京科学大学(以下「大学」という。)としての総合戦略及び企画を立案して、大学の飛躍的かつ持続的な発展に資するとともに、大学における業務の効率化を牽引することを目的とする。
(任務)
第3条 本部は、前条の目的を実現するため、次に掲げる任務を担うものとする。
一 総合戦略及び企画の立案
二 総合戦略に資する情報収集及び分析
三 インテグリティ・セキュリティの観点からのリスク分析
四 デジタル変革(Digital Transformation。以下「DX」という。)の推進
五 機関調査(Institutional Research。以下「IR」という。)の推進
(構成)
第4条 本部は、次に掲げる者(以下「本部構成員」という。)をもって構成する。
一 本部長
二 副本部長
三 本部員
(本部長)
第5条 本部長は、総合戦略立案を担当する理事をもって充てる。
2 本部長は、本部の業務を総括する。
(副本部長)
第6条 副本部長は、本部長が指名する者若干人をもって充てる。
2 副本部長は、本部長の業務を補佐する。
(本部員)
第7条 本部員は、大学の職員であって、次に掲げる者をもって充てる。
一 本部に所属する者
二 前号のほか、本部長が指名する者
2 本部員は、本部長の指示の下、本部の任務に係る業務を遂行する。
(部門)
第8条 本部に、部門を置くこととし、部門の名称及び当該部門が担当する事項は次の表のとおりとする。
部門名 | 担当する事項 |
インテリジェンス部門 | ・国内外の最先端の教育研究状況の継続的な把握及び分析並びにインテグリティ・セキュリティの観点からのリスク分析と戦略案作成 ・IR部門と連携して実施する学内の状況分析 |
DX部門 | ・大学組織の根幹に関わる業務のDX推進 ・大学組織全体の業務プロセスマネジメントの推進 ・業務データの階層デザイン |
IR部門 | ・データ分析に基づく、大学の経営・教育・研究等に係る意思決定の支援 ・大学のIRの推進 ・IR情報の発信 ・学内の情報流通への助言 ・IRに関する研究開発及び学内外の人材育成 |
2 部門は、当該部門が担当する事項に係る企画を立案し、業務を遂行する。
3 部門は、本部構成員のうちから、本部長が指名する者(以下「部門員」という。)をもって構成する。
4 部門に、部門長を置き、部門員のうちから本部長が指名する。
5 部門長は、部門の業務を総括する。
6 前各項のほか、部門について必要な事項は、本部長が別に定める。
(戦略本部会議)
第9条 本部に、戦略本部会議(以下「本部会議」という。)を置く。
2 本部会議は、総合戦略立案及び業務効率化に係る企画の検討を行い、本部の運営方針、予算、人事その他の運営に関する事項を審議する。
3 本部会議は、次に掲げる者(以下「会議構成員」という。)をもって構成する。
一 本部長
二 副本部長
三 本部員のうちから、本部長が指名する者
四 大学の職員で本部長が指名する者
4 本部長は、会議の議長となり、会議を主宰する。
5 議長に事故があるときは、副本部長のうち議長があらかじめ指名する者が、その職務を代行する。
6 本部会議は、会議構成員の過半数が出席しなければ、議事を開き、議決することができない。
7 本部会議の議事は、出席した会議構成員の過半数をもって決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。
8 本部会議は、必要があると認めた場合に、会議構成員以外の出席を求め、その意見を聴くことができる。
(実施報告)
第10条 本部長は、各事業年度終了後、速やかに当該事業年度における業務実施状況について、理事長に報告しなければならない。
(事務)
第11条 本部の事務は、総務企画部企画戦略課において処理する。
(雑則)
第12条 この規程に定めるもののほか、本部の運営に関し必要な事項は、本部長が別に定める。
附則
1 この規程は、令和6年10月1日から施行する。
2 次に掲げる規則等は、廃止する。
一 国立大学法人東京工業大学企画本部規則(令和4年規則第31号)
二 国立大学法人東京工業大学情報活用IR室規則(平成27年規則第51号)
三 国立大学法人東京医科歯科大学統合改革機構規則(平成30年規則第43号)
四 国立大学法人東京医科歯科大学IR室設置要項(令和元年7月31日制定)