○国立大学法人東京科学大学個別決定型年俸制適用職員賃金規程
令和8年6月6日
規程第72号
(趣旨)
第1条 この規程は、国立大学法人東京科学大学職員賃金規程(令和6年規程第48号。以下「職員賃金規程」という。)第73条第4号の規定に基づき、個別決定型年俸制の適用を受ける職員(以下「年俸制適用職員」という。)の賃金に関し必要な事項を定めるものとする。
(法令との関係)
第2条 年俸制適用職員の賃金等に関しては、この規程に定めるもののほか、労働基準法(昭和22年法律第49号。以下「労基法」という。)その他の法令に定めるところによる。
(適用範囲)
第3条 個別決定型年俸制を適用することのできる職員の範囲は、次に掲げるとおりとする。
一 国立大学法人東京科学大学国際卓越型テニュアトラック准教授制度に関する規則(令和8年規則第35号)の適用を受ける准教授
三 マネジメント教授及びマネジメント准教授
四 学長が特に必要と認めた大学教員
(賃金の区分)
第4条 年俸制適用職員の賃金は、基本年俸及び諸手当とする。
2 諸手当は、管理職手当、マネジメント職手当、通勤手当、入試手当、学位論文審査手当、時間外労働手当、深夜労働手当、休日労働手当、管理職員特別勤務手当及び職務付加手当とする。
4 前3項に定める基本年俸は、年俸制適用職員の業績、勤務成績等を勘案し、毎年4月1日において、改定することができる。この場合において、改定後の基本年俸は、原則として、改定前の基本年俸の額から1割以内の増額又は減額でなければならない。
5 年俸制適用職員には、毎月、基本年俸の12分の1の額(以下「基本年俸月額」という。)を支給する。
6 基本年俸は、12,000円の整数倍としなければならない。
(賃金の支払)
第7条 年俸制適用職員の賃金は、その全額を通貨で直接、当該年俸制適用職員に支払う。ただし、法令又は労基法第24条に基づく労使協定に定めるものは、賃金支払いの際に控除する。
2 前項の賃金は、年俸制適用職員の同意を得た場合には、その者の預金又は貯金への振込みの方法によって支払うものとする。
(賃金の計算期間)
第8条 賃金の計算期間は、一の月の初日から末日までとする。
(賃金の支給定日)
第9条 賃金の支給定日は、次の表に掲げるとおりとする。
賃金の種類 | 支給定日 |
基本年俸月額、管理職手当、マネジメント職手当、通勤手当、職務付加手当 | その月の21日(その日が休業日(日曜日、土曜日又は国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)に定める休日をいう。)にあたるときは、その日の前日以前で直近の休業日でない日) |
入試手当、学位論文審査手当、時間外労働手当、深夜労働手当、休日労働手当及び管理職員特別勤務手当 | 翌月の21日(その日が休業日にあたるときは、その日の前日以前で直近の休業日でない日) |
2 前項の規定にかかわらず、通勤手当、入試手当及び学位論文審査手当については、支給定日までにこれらの賃金に係る事実が確認できない等のため、その日に支給することができないときは、その日後の支給定日に支給する。
(非常時払い)
第11条 年俸制適用職員が、当該年俸制適用職員又はその収入によって生計を維持する者の出産、疾病、災害、婚礼、葬儀その他これらに準ずる非常の場合の費用に充てるために請求した場合には、第9条に規定する賃金の支給定日前であっても、請求の日までの賃金を日割計算により支給する。
(基本年俸月額の日割計算)
第12条 新たに年俸制適用職員となった者には、その日から基本年俸月額を支給し、基本年俸月額に異動を生じた者には、その日から新たに定められた基本年俸月額を支給する。
2 年俸制適用職員が退職(死亡による退職を除く。)したときは、その日までの基本年俸月額を支給する。
3 年俸制適用職員が死亡したときは、その月までの基本年俸月額を支給する。
4 第1項又は第2項の規定により基本年俸月額を支給する場合であって、月の初日から支給するとき以外のとき又は月の末日まで支給するとき以外のときの基本年俸月額は、その月の現日数から国立大学法人東京科学大学職員の勤務時間、休日及び休暇等に関する規程(令和6年規程第70号。以下「勤務時間規程」という。)第11条に規定する休日(勤務時間規程第13条の規定により休日となった日を含む。)の日数を差し引いた日数を基礎として日割りによって計算する。
5 前各項の規定は、管理職手当、マネジメント職手当及び職務付加手当の支給について準用する。
2 前項の規定により減額すべき勤務1時間当たりの賃金額は、その月分の基本年俸月額を年度の一月当たりの平均所定勤務時間数で除して得た額とし、それぞれ翌月以降の基本年俸月額から差し引く。ただし、退職、休職等の場合において減額すべき賃金額が基本年俸月額から差し引くことができないときは、他の未支給の賃金から差し引く。
3 国立大学法人東京科学大学職員の育児休業等に関する規程(令和6年規程第57号。以下「育児休業規程」という。)第31条の規定により育児短時間勤務をしている職員(以下「育児短時間勤務職員」という。)に対する前項の規定の適用については、同項中「年度の一月当たりの平均所定勤務時間数」とあるのは「年度の一月当たりの平均所定勤務時間数に、勤務時間規程第3条第1項ただし書により定められたその者の1週間の所定勤務時間を38.75で除したものを乗じて得た数」とする。
(基本年俸月額の半減)
第14条 前条の規定にかかわらず、年俸制適用職員が勤務時間規程第27条第2項に定める特定病気休暇又は疾病(業務上の疾病及び通勤による疾病を除く。)に係る就業禁止の措置(理事長が認めるものに限る。)の開始の日から起算して90日を超えて引き続き勤務しないときは、その期間経過後の当該特定病気休暇又は当該措置に係る日につき、基本年俸月額の半額を減ずる。
(勤務1時間当たりの賃金額の算出)
第15条 第6条において準用する職員賃金規程第36条から第38条までに規定する年俸制適用職員の勤務1時間当たりの賃金額は、基本年俸月額、管理職手当、マネジメント職手当及び職務付加手当の合計額を年度の一月当たりの平均所定勤務時間数で除して得た額とする。
(端数処理)
第17条 この規程により計算した各賃金項目のそれぞれの確定金額に50銭未満の端数を生じたときはこれを切り捨て、50銭以上1円未満の端数を生じたときはこれを1円に切り上げるものとする。
(休職者の賃金)
第18条 年俸制適用職員が業務上負傷し、若しくは疾病にかかり、又は通勤により負傷し、若しくは疾病にかかり、国立大学法人東京科学大学職員就業規則(令和6年規則第27号。以下「職員就業規則」という。)第16条第1項第1号の規定により休職とされたときは、その休職の期間中、賃金の全額(労働者災害補償保険法(昭和22年法律第50号)に定める休業補償給付、傷病補償年金、休業給付及び傷病年金並びに労働者災害補償保険特別支給金支給規則(昭和49年労働省令第30号)に定める休業特別支給金、傷病特別支給金及び傷病特別年金の給付を受けるときは、その額に相当する額を控除した額)を支給する。
2 年俸制適用職員が結核性疾患にかかり職員就業規則第16条第1項第1号の規定により休職とされたときは、その休職の期間が2年に達するまでは、これに基本年俸月額の100分の80を支給することができる。
3 年俸制適用職員が前2項以外の心身の故障により職員就業規則第16条第1項第1号の規定により休職とされたときは、その休職の期間中の賃金は支給しない。
4 年俸制適用職員が職員就業規則第16条第1項第2号の規定により休職とされたときは、その休職の期間中、基本年俸月額の100分の60以内を支給することができる。
5 年俸制適用職員が職員就業規則第16条第1項第3号の規定により休職とされたときは、その休職の期間中、基本年俸月額の100分の70以内を支給することができる。ただし、当該休職者を受け入れる研究機関等から当該休職者に対し学資金又は報酬等(以下「報酬等」という。)を受ける場合の基本年俸月額の支給割合は、当該休職者の賃金見込額に対する当該報酬等の額の割合による区分ごとに、次の表に定める支給割合とする。
報酬等の額の当該者の賃金見込額に対する割合 | 休職者の基本年俸月額の支給割合 |
100分の1未満 | 100分の70 |
100分の1~100分の10未満 | 100分の50 |
100分の10~100分の20未満 | 100分の40 |
100分の20~100分の30未満 | 100分の30 |
100分の30以上 | 100分の30 |
6 年俸制適用職員が職員就業規則第16条第1項第5号及び第8号の規定により休職とされたときは、その休職の期間中、基本年俸月額の100分の100以内を支給することができる。
7 年俸制適用職員が職員就業規則第16条第1項第6号の規定により休職とされたときは、その休職の期間中、基本年俸月額の100分の70以内(業務上の災害又は通勤による災害を受けたと認められるときは、100分の100以内)を支給することができる。
9 休職者の賃金の支給に関し必要な事項は、人事院規則9―13(休職者の給与)その他関係通達等を準用する。
3 育児休業規程第37条の規定により育児時間をしている年俸制適用職員には、第13条第1項の規定にかかわらず、その勤務しない1時間につき、同条第2項に規定する勤務1時間当たりの賃金額を減額して支給する。
(介護休業者の賃金等)
第20条 介護休業者(国立大学法人東京科学大学職員の介護休業等に関する規程(令和6年規程第60号。以下「介護休業規程」という。)第4条の規定により介護休業をしている職員をいう。)には、その期間中の賃金は支給しない。
2 介護休業規程第19条の規定により介護部分休業をしている年俸制適用職員には、第13条第1項の規定にかかわらず、その勤務しない1時間につき、同条第2項に規定する勤務1時間当たりの賃金額を減額して支給する。
(自己啓発等休業者の賃金)
第21条 自己啓発等休業者(国立大学法人東京科学大学職員の自己啓発等休業に関する規程(令和6年規程第63号)第3条の規定により自己啓発等休業をしている職員をいう。)には、その期間中の賃金は支給しない。
(配偶者同行休業者の賃金)
第22条 配偶者同行休業者(国立大学法人東京科学大学職員の配偶者同行休業に関する規程(令和6年規程第64号)第3条の規定により配偶者同行休業をしている職員をいう。)には、その期間中の賃金は支給しない。
(大学の都合による休業者の賃金)
第23条 大学の都合による休業(職員就業規則第46条に規定する休業をいう。)を命ぜられた年俸制適用職員の当該休業期間中の賃金は別に定める。この場合において、当該休業期間中の賃金は、休業を命ぜられた日1日につき、労基法第12条に規定する平均賃金の100分の60以上の額を支給する。
(特別な場合の手当)
第24条 第4条第2項に規定する諸手当のほか、理事長が特に必要と認める場合は、別に定める特別手当を支給することができるものとする。
(雑則)
第25条 この規程に定めるもののほか必要な事項は、理事長が別に定める。
附則
この規程は、令和8年6月6日から施行する。
別表(参考年俸額表)
職名 | 年数 | 参考年俸額 |
助教 | 大卒5年まで | 7,572,000円 |
大卒10年まで | 7,944,000円 | |
大卒15年まで | 8,088,000円 | |
大卒16年以上 | 8,280,000円 | |
准教授 マネジメント准教授 | 大卒10年まで | 9,348,000円 |
大卒15年まで | 9,768,000円 | |
大卒20年まで | 10,152,000円 | |
大卒25年まで | 10,500,000円 | |
大卒26年以上 | 10,644,000円 | |
教授 マネジメント教授 | 大卒10年まで | 10,980,000円 |
大卒15年まで | 11,316,000円 | |
大卒20年まで | 11,664,000円 | |
大卒25年まで | 11,976,000円 | |
大卒26年以上 | 12,120,000円 |